【コアサーバー】サブドメインを使って新しいブログを立ち上げる

レンタルサーバー
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これまでは本雑記ブログ(cuz note)と、マッチ3Dというゲームの攻略ブログ(マッチ3D攻略 研究所)、の2つを作ってましたが、新しいブログを作ることにしたので、手順やメモなどを記録しておこうと思います。

レンタルサーバーとドメインの契約をしているのであれば、サブドメインはいくつ作っても追加料金はいらないので、気軽に新しいブログを立ち上げることができます。

お試し用のブログも作れるので、wordpress の気になるテーマやプラグインを試してみたりもできるのでオススメです。

現在(2023.3)のコアサーバーの状況

コアサーバーの契約状況

自分は現在 CORE-X を3年(2022.2~2025.2)で契約してます。詳細は以下の記事をご参考ください。

コアサーバーの契約をしている場合、プランや期間などの契約状況は Value Domain にログインすると以下のように確認できます。

なお、コアサーバーを複数レンタルしている場合は上記が複数行表示されます。
また、Value Domain でドメインやSSL証明書などのオプションを購入していたり、他のサーバーのレンタルなどをしている場合は左メニューから確認できます。

コアサーバーの利用状況

上記のコアサーバーの契約状況にある「新コントロールパネル」をクリックすると、該当のコアサーバーのダッシュボード(管理画面)が開きます。

自分が契約している CORE-Xディスク容量:300GB、ファイル上限数:1,000,000、という制限がありますが、ダッシュボードの下の方の「サーバーサマリー」で現在の使用状況が見れます。

ディスク使用容量の余りの少なさに恥ずかしくて出すのをためらいましたが、自分の場合、現状(2023.3)のディスク使用量は約1%、ファイル数は約4.5%という状況でした。。

ちなみに現状(2023.3)のブログの記事数は以下です。
このままのペースだとディスク容量不足になることは無さそうです。。苦笑

ブログURL記事数画像ファイル数
cuz notehttps://teqnobreaker.com/75616
マッチ3D攻略 研究所https://match3d.teqnobreaker.com/33504
テスト用https://test.teqnobreaker.com/10

コアサーバーでのサブドメインの作成

コアサーバーでのサブドメインの作成手順が以下にあります。

サブドメインの作成手順を見るとわかりますが、ここで事前に決めておく必要があるのは、サブドメインドキュメントルート(ディレクトリ(windowsのフォルダのこと))です。

サブドメイン検討

自分の場合は「teqnobreaker.com」というドメインを契約(コアサーバーv2は無料)していますが、サブドメインとはドメインの前に付ける文字列のことです。

たとえば、自分の2つ目のブログ「マッチ3D 攻略研究所」のURLは「https://match3d.teqnobreaker.com/」ですが、この場合「teqnobreaker.com」がドメインで「match3d」がサブドメインになります。

サブドメインは作りたいブログにあった名前を付ければ良いですが、使える文字に制限があります。
制限はレンタルサーバーによりルールが違うので確認が必要ですが、一般的な制限とコアサーバーでの制限を以下に記載します。

制限制限内容参考URL
一般的な制限・ラベル(ピリオドで区切られた部分)の長さは63文字以下
・ドメイン名全体の長さは ピリオドを含めて253文字以下
・英字(A~Z)、数字(0~9)、 ハイフン( - )が使用可能
・ラベルの先頭と末尾の文字をハイフンとするのは不可
・英大文字・小文字の区別は無し
ドメイン名のしくみ - JPNIC 
コアサーバー・半角英数字
※ハイフン不可、複数階層はできない
サブドメイン設定の新規作成 

自分が新しく作ろうと考えてるブログは、unityを使ったゲーム開発関連がメインですが、unityやゲーム開発に特化せずに何かを作る作業場という感じにしたくて以下にしてみました。

ブログサブドメインURL
cuz workspaceworkspacehttps://workspace.teqnobreaker.com/ 

ドキュメントルート検討

ドキュメントルートはWebサーバーとして公開するディレクトリで、wordpress のファイルが入る場所です。一般的には ~/public_html/ 配下です。

ドキュメントルートはレンタルサーバーの仕様や設定で変わりますが、コアサーバーではサブドメイン毎に好きなディレクトリを設定することができます。

サブドメインの作成手順を見るとデフォルトのサブドメインのドキュメントルートは以下でした。

~/domains/ドメイン名/public_html/サブドメイン/

ちなみにサブドメインの作成手順では public_htmlprivate_html の2つが表示されてますが、現在の設定画面では public_html だけになっていました。

http://xxx.xxx/ の場合は public_htmlhttps://xxx.xxx/ の場合は private_html と分けることもできるようですが、両方に同じファイルを入れる必要があり面倒なので、private_htmlpublic_html へのシンボリックリンクとなってます。

コアサーバーの場合、「ドメイン管理」でドメインを選択すると「private_htmlのセットアップ」というメニューがあり、デフォルトで「private_htmlからpublic_htmlへのシンボリックリンクを使用」となってますが、おそらくコアサーバーが DirectAdmin というツールを使用していて、その設定だと思われます。

昔は分けることがあったのかもしれないですが、現在は基本的にSSL(https)となっているし、分ける必要も無いので、サブドメインは public_html だけに修正されたのでしょう。

デフォルト設定の場合、自分のディレクトリ構成はこうなります。

~/domains/teqnobreaker.com/public_html/ (メインブログのファイル)
                                       match3d/ (サブドメインのファイル)
                                       test/ (テスト用サブドメインのファイル)
                                       workspace/ (新規サブドメインのファイル)

この場合、https://teqnobreaker.com/workspace/ でもアクセスできてしまうので、自分は以下のように domains 配下でサブドメインを分けるディレクトリ構成に変えました。

~/domains/teqnobreaker.com/public_html/ (メインブログのファイル)
          match3d.teqnobreaker.com/public_html/ (サブドメインのファイル)
          test.teqnobreaker.com/public_html/ (テスト用サブドメインのファイル)
          workspace.teqnobreaker.com/public_html/ (新規サブドメインのファイル)

ちなみにサブドメインの場合、public_html ディレクトリは無くても良いようです。
自分の場合ではデフォルト設定も含めると以下の3パタンになりますが、以降では②のパタンで記載してます。

①:~/domains/workspace.teqnobreaker.com/
②:~/domains/workspace.teqnobreaker.com/public_html/
③:~/domains/teqnobreaker.com/public_html/workspace/(デフォルト設定)

デフォルト設定から変更する場合、存在しないディレクトリは設定できなかったので、事前に以下で作成しておきます。

ドキュメントルート作成

コアサーバーの場合、左メニューの「ツール」の「ファイルマネージャー」で web 上でフォルダ作成などが可能です。

ファイルマネージャー」を開いて右下のディレクトリのボタンを選択するとディレクトリの一覧が表示されるので「domains」を選択して移動します。

右上の「」で「新しいフォルダ」を選択して「workspace.teqnobreaker.com」というディレクトリを作成しました。

workspace.teqnobreaker.com」をダブルクリックして中に入り、同様に「新しいフォルダ」で「public_html」のディレクトリを作成しました。※ 画像では「private_html」も作成してますが現在は不要なようです。

以上で事前の準備は完了です。

サブドメイン作成

左メニューの「ウェブ」で「サブドメイン管理」を選択。
右上のドメインで「teqnobreaker.com」を選択し、その下の「サブドメインを追加」を選択。

ダイアログが出るのでサブドメインに「workspace」を記載して「サブドメインを追加」。
サブドメインの一覧に追加されるので、右の「デフォルト」横の鉛筆マークを選択。

public_html のルート」で「カスタム」を選択して、先ほど作成した「/domains/workspace.teqnobreaker.com/public_html/」に修正して「保存」。
ドメイン別PHPバージョン」は新規のドメインなので最新の「PHP8.2」を選択して「保存」。
終了や戻るボタンが無いのですが、左メニューの「サブドメイン管理」で再度確認したところ、ちゃんと変更されてました。

以上でサブドメイン作成は完了です。
ただ、public_html 配下が空なので、この時点で https://workspace.teqnobreaker.com/ にアクセスすると「403 Forbidden」のエラーとなるようです。

SSLの設定

コアサーバーでは無料SSLを使用することができ、以下にマニュアルがあります。

通常、ドメインを作成した時にSSLの設定を実施しているので、そこにサブドメインを追加するだけで簡単です。(上記マニュアルの手順1~3は特にやること無いので記載してません)

左メニューの「ドメイン」で「SSL証明書設定」を選択し、右上のドメインを選択して「無料SSL証明書を取得」を選択。

下にスクロールすると既存のブログがチェックされてるので、今回作成した「workspace」と「www.workspace」をチェックして「保存」。

1分程で完了のメッセージが表示。

特に無線(wifi)が途中に入るインターネット通信では通信パケットを盗聴されやすいです。

暗号化されてない http 通信では平文でデータがやりとりされるため、ID/password などを送ると盗み見られて悪用させる可能性があります。

SSLを利用するにはSSL証明書の作成が必要で、発行してくれる第三者機関によって価格が違いますが、無料でもセキュリティレベルは変わらないので個人のブログでは無料SSLを使うのが一般的です。

SSLの仕組みや無料/有料SSL証明書の違いは以下のページがわかりやすかったです。

WordPress のインストール

コアサーバーで WordPress をインストールする手順が以下にあります。

WordPressのインストール手順を見るとわかりますが、ここで事前に決めておく必要があるのは、管理者ユーザ名/パスワードウェブサイトのタイトル、タグラインです。

既に上記は決めてたので、このままインストールを実施します。

インストール

左メニューの「ツール」から「アプリインストール」を選んで、右上の「アプリ・ブラウザー」を選択。

簡単にインストールできるアプリが大量に表示されるので、少しスクロールさせて「WordPress」を見つけて選択。

WordPress」の右の「このアプリケーションをインストール」を選択。

ここからインストールに必要な情報を入力します。ドメインは「https://workspace.teqnobreaker.com/」として、ディレクトリは空にしました。

管理者ユーザ/パスワードメールウェブサイトのタイトルタグラインを記載。

この他、WordPress のバージョンや自動バックアップ、オプション選択などいくつか選択式のQAがありますが、自分は全てデフォルトのままにして、一番下の「インストール」を選択。

すると、すぐに「マイ・アプリ」の画面に切り替わりました。
ここには、これまでインストールしたアプリが表示されるので、自分の場合は4つの「WordPress」が表示されていました。

一番下に今回作成した「cuz workspace」が表示されています。
あれ、インストールに時間がかかるかと思ったけど、もう作成完了してる?

workspace.teqnobreaker.com/wp-admin/」をクリックして開くと管理者ダッシュボードが開きました!一瞬で作成完了してました!早い!
既にプラグインなどの更新があるようなので「更新」を選んでバージョンアップしておきます。

https://workspace.teqnobreaker.com/」にアクセスするとページが表示されました。
ちなみに管理者ダッシュボードの「外観」を見ると、デフォルトのテーマは「Twenty Twenty-Three」のようです。

上記の画像では https のところが赤くなってますが、これは暗号化通信(SSL)の設定してない場合、暗号化されてない http となっているという警告です。
SSLの設定を事前に行っておけば赤い表示は無くなります。

プラグイン追加

インストール直後状態のプラグインはブルートフォース攻撃対策の「Limit Login Attempts Reloaded」が1つだけ有効化された状態でした。

とりあえず、自分は他のブログでも入れてる以下の3つだけ入れておきました。
インストール手順や設定方法は参考URLをご確認ください。

プラグイン内容参考URL
LiteSpeed Cacheコアサーバーが採用している LiteSpped のキャッシュ機能の有効化LiteSpeed Cacheの使い方(WordPress高速化) | ラッコサーバー
https://rakkoserver.com/knowledge/975/
All in One SEOSEO対策【2023年最新】All in One SEOの設定方法・使い方まとめ
https://blog-bootcamp.jp/start/wordpress-allinoneseopack/
Site Kit by Googleアクセス解析、アドセンスなどSite Kit by Googleの設定と使い方を徹底解説!類似プラグインとの違いも調査 | 初心者のためのブログ始め方講座
https://www.xserver.ne.jp/blog/sitekit-setting/

テーマ選択

自分はテーマは他のブログと同じ「Cocoon」にしました。
「Cocoon」のインストールの仕方と高速化の設定は以下を参照してみてください。

ちなみにテーマが「Twenty Twenty-Three」の場合、PageSpeed Insights のパフォーマンスは「携帯電話」も「デスクトップ」も 100 という状況でした。

「Cocoon」をインストールして有効化したところ、「携帯電話」が 85、「デスクトップ」が 99 になりました。

無料であることと使い慣れてることで「Cocoon」の予定ですが、新しいブログなので海外のテーマとかを試してみてもいいかもですね。

Twenty Twenty-Three:携帯電話
Twenty Twenty-Three:デスクトップ
Cocoon:携帯電話
Cocoon:デスクトップ

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