先日(2023/12/1)、バイナンスの日本ユーザはバイナンスジャパンに移行させられ、大きく変わりました。本記事は過去の参考としてバイナンスの頃の記事をそのまま残しているものであり、バイナンスジャパンとは内容が違うのでご注意ください。
バイナンスジャパンは他の国内の取引所と比較すると取り扱い銘柄が多いのが特徴ですが、バイナンスと比較するとかなり少ないですし、目玉だった最大125倍のレバレッジの先物取引も無い。ステーブルコインができるまでは使いづらそうです。
前回、バイナンスで現物取引をやってる人向けに先物取引のやり方と実際にやってみた結果について書きましたが、はじめてやったのをそのまま書いてるので設定などイマイチなやり方でした。
前回の記事はわりとアクセスがありますが同じやり方で始めるのも良くないかなと思い、先物取引を少しやってきて改善したやり方を書いておきます。(ちなみにここ最近は先物はやらずに現物だけ持って放置中です。。笑)
はじめての先物取引の後日談
実は前回の記事の翌日2/23にさらに0.1BTCをCOIN-M先物に投入してリベンジを試みてみました。
翌日なので特に何も調べもせず同じやり方でリベンジしました。。正直、記事にするのも恥ずかしいのでザックリ概要だけ。。
- 最初 0.1BTC ⇒ 0.13BTC まで上げるも、その後は失敗を繰り返し気付けば0.003BTCに。。泣
そこからしばらく頑張って0.006BTCまで復活!
単に 0.003⇒0.006 だと2倍に増えてるってことはこのペースなら倍々に行けるじゃん!笑
ただ精神的に疲れたので一旦何も持って無い状況にして作戦を練ることにした。 - 数日ネットを検索してロングとショートの両建ての仕方を調べて2/26に両建てにチャレンジ。両建てだとリスクを減らせると思ってたが実際にやってみると思ったようにはいかなかった。
- ネットにあるように両建てで片方向だけより儲けるにはチャートが安定して一定のレンジで上下を繰り返すような場合だろうと思う。これはドル円などの外貨はわりとそうなのかもしれないが、ビットコインのように動きが複雑で先が読めないと片方向よりプラスが減るだけになる。
- リスク対策としての両建てを考えた場合、たとえばロングのリスク対策としてショートも買っておけば予想と反して暴落しても痛手は少ないが儲けも無いし、どんどん暴落すると額が大きくなって危険なのでロングとショートのポジションを同時に清算することになる。
- やり方が下手なだけだろうけど自分のようにチャートを読めないと両建て状態で爆上げとかして、ロングだけなら結構プラスだったのに両建てでチャラとかになってしまう。自分的には両建ては忙しいだけでリスク低減にもプラスにもならなかった。
バイナンスの先物取引の用語について
以下は自分の理解です。もし間違いあったらごめんなさい。
「先物取引」と「マージン取引」
「先物取引」とは現物の市場で現物を売買するのでは無く、バイナンス上の先物市場で実際に現物は買わずに担保金の数倍のコインを買う権利だけを売買することで決済を先送りしてるので先物と呼ぶ。
ちなみに一般的な「信用取引」は「マージン取引」と言って、担保金の数倍のコインを借りて現物市場で売買すること。
バイナンスでも「マージン取引」はあるがレバレッジ(借りれる倍率)が低いので、レバレッジが高い「先物取引」が主流と思われる。
「COIN-M先物」と「USD(S)-M先物」
「マージン」とは証拠金(担保)のことなので「先物取引」でも出てくる。
バイナンスの先物取引は「COIN-M先物」などと言うが、BitcoinなどのCOINをマージン(証拠金、担保)として数倍の額を借りて先物取引を行うので「COINをマージンにした先物取引」という意味。
同様に「USD(S)-M先物」は、1コイン=1ドルのステーブルコインと言われるUSDT、BUSDをマージン(証拠金、担保)として数倍の額を借りて先物取引を行うので「USDステーブルコインをマージンにした先物取引」という意味。
「ロング」と「ショート」、「ポジション」の「オープン」と「クローズ」
通常の「買い」から入って「売る」売買を「ロング」と言って、「売り」から入って「買う」売買を「ショート」と言うが、これらの売買を「ポジション」と呼ぶ。
ロングで購入する売買を「ロングポジションを開く」「ロングポジションをオープンする」「ロングポジションを購入する」などと言い、ロングで購入したポジションを売って清算することを「ロングポジションを閉じる(クローズする、売却する)」などと言う。
同様にショートで売りから入る売買は「ショートポジションを開く(オープンする、購入する)」などと言い、ショートで購入したポジションを清算することを「ショートポジションを閉じる(クローズする、売却する)」などと言う。
「信用取引」の話をしてて「1BTC売った」とだけ言うと「買ってたものを売った」のか「売りから入った」のかわからないけど、「ショートで1BTC売った」とか「1BTCのショートポジションを購入した」とか言えば正しく伝えれるというわけですね。
自分のブログも含めてネット上はいろんな言い方をするし、バイナンスの画面上でも「オープン」「閉じる」のように日本語訳が場所で違ったりするので意味を理解しときましょう。
先物取引の設定のオススメと練習の仕方
先物取引は常時はやってませんが、動きがあった時はやる時もあるので設定などやり方は改善しています。また、前回の記事からバイナンスの画面も少し改善されてます。
どういうやり方がいいかは人それぞれだと思いますが、今の自分の設定やオススメの練習の仕方についてざっくばらんに記載しておこうと思います。
自分がやってるのは「COIN-M先物」「クロスマージンモード」「レバレッジ 100x」で基本は「BTCUSD永久」なので以下は上記をベースにした説明ですが、「USD(S)-M先物」もさほど変わらないと思います。
ちなみに金額の例をドルで書くとどうもピンと来ないしドルと円の両方書くのも面倒なので全体的に例は1BTC=600万円として書きます(2021.8)。実際にバイナンスで取引する時は「BTCUSD」などドルなので勘違いしないようにお願いします。
慣れるまでは0.01BTCくらいでやる
勉強代に0.2BTCも失ってようやく気付いたのは先物取引は難しいので慣れるまでは少ない額で練習するのがいいということ。笑
オススメは0.01BTC(6万円)。0.01BTCをどれだけ増やせるかを練習して増やせる自信がつけば投資額を増やすのが良いと思います。
バイナンスの手数料は売買額の%なので投資額が少なくても充分プラスにできます。
もちろん0.001BTC(6000円)でも良いですが、ある程度の額をかけてないと「あー、もういいや」とすぐにゼロになってしまうので少し本気でやらないといけない額の方が良いでしょう。
信用取引では資産がゼロになることは普通にあります。ゼロになっても良い額で腕を磨きましょう。
逆にゼロになる覚悟でゲーム感覚で両建てとかレバレッジ100xいっぱいとかいろいろ実験したいのであれば0.001BTCでやるのがオススメです。
「COIN-M先物」と「USD(S)-M先物」ではウォレットが違うので、「COIN-M先物」は0.1BTCを入れて気合を入れてやって「USD(S)-M先物」は0.001BTCでゲーム感覚でやる、なんてやり方もありだと思います。
マージンモードは「分離」より「クロス」の方がコイン下落時の耐性がある
取引画面の左上の銘柄の右側に「クロス」「100x」のような表示がありますが、「クロス」がマージンモードの設定でクリックすると「分離」マージンモードか「クロス」マージンモードかを選べる。
ちなみにマージンモードとレバレッジの設定は取引銘柄毎に記憶されるなので「BTCUSD永久」は「クロス」「100x」で「ETCUSD永久」は「分離」「20x」などのように違う設定もできます。
前回はポジション毎に証拠金(マージン)を分離させる「分離」マージンモードを選んでました。
「分離」マージンモードの場合はポジション毎に証拠金を割り当てるので1つのポジションを見ると証拠金が少なくなるためコインの下落時に強制決済される可能性が高くなります。
「クロス」マージンモードの場合は証拠金は全体で1つで複数のポジションで損益を相殺できるので強制決済の可能性が低くなります。
自分の場合は先物取引は長期で保持するのは怖いので、短期的に博打のようにトレードすることにしてます。ポジションは基本1つか2つなので下落時の強制決済のリスクが少ない「クロス」でやってます。
たとえばレバレッジ低めで長期的にBTC、ETH、ETCなどいくつものポジションを保持する場合であれば、どれかが暴落しても損益が膨らまないように「分離」にするのが良いと考えます。
「分離」の場合の証拠金の額はおそらくレバレッジで決まります。
1BTCをロングで購入する場合、レバレッジ「100x」なら証拠金は0.01BTC、レバレッジ「50x」なら証拠金は0.02BTC、レバレッジ「20x」なら証拠金は0.05BTC、など。
普段は「クロス」でやってるので以下の例は間違ってるかもしれませんが、こんな感じだと思います。
- ウォレットに0.1BTC入ってて「分離」でレバレッジ「100x」で1BTCをロングで購入すると、そのポジション用の証拠金として0.01BTCが割り当てられる。
- Bitcoinの価格が1%下がると-0.01BTCで証拠金は(0.01-0.01)。証拠金が不足するので強制決済されて、ウォレットは0.09BTCになる。
- ウォレットに0.1BTC入ってて「分離」でレバレッジ「20x」で1BTCをロングで購入すると、そのポジション用の証拠金として0.05BTCが割り当てられる。
- Bitcoinの価格が1%下がると-0.01BTCで証拠金は(0.05-0.01)。まだ大丈夫。
Bitcoinの価格が5%下がると-0.05BTCで証拠金は(0.05-0.05)。証拠金が不足するので強制決済されて、ウォレットは0.05BTCになる。
- Bitcoinの価格が1%下がると-0.01BTCで証拠金は(0.05-0.01)。まだ大丈夫。
- ウォレットに0.1BTC入ってて「クロス」でレバレッジ「100x」で1BTCをロングで購入すると、証拠金は0.01BTC必要。「クロス」ではウォレットの0.1BTCが証拠金となる。
- Bitcoinの価格が1%下がると-0.01BTCで証拠金は(0.1-0.01)。まだ大丈夫。
Bitcoinの価格が10%下がると-0.1BTCで証拠金は(0.1-0.1)。証拠金が不足するので強制決済されて、ウォレットは0BTCになる。
- Bitcoinの価格が1%下がると-0.01BTCで証拠金は(0.1-0.01)。まだ大丈夫。
「クロス」の方がコイン下落時の耐性があるので、Bitcoinのように一時的に暴落↓してすぐに暴騰↑といった乱高下には強くなります。ただし、暴落が大きいと資産がゼロになってしまうので、そこも加味してどちらにするのかは自分で決めましょう。
レバレッジの設定は「100x」とかにして10倍以下で売買
バイナンスの先物取引は取引銘柄で上限が違いますがレバレッジを最大125倍まで設定できます。
前回の記事では途中から100倍に設定しましたが、自分は計算しやすいのもあり今も100倍を使っています。
取引画面の左上の取引銘柄の右側に「クロス」「100x」のような表示がありますが「100x」をクリックすると例えば「COIN-M先物」の「BTCUSD永久」の場合はレバレッジを「1x~125x」で自由に設定できます。「COIN-M先物」の「永久」を見てみると、BTC以外では「ETHUSD永久」が「100x」ですが、他は全て「20x」まででした。
ちなみにレバレッジが高いとリスクが高くなるので売買できる上限が設定されます。
もしかすると証拠金の額にもよるかもしれませんが、「COIN-M先物」「BTCUSD永久」と「USD(S)-M先物」「BTCUSDT永久」で確認すると以下でした。
もし証拠金が10BTCくらいあるのであればレバレッジ「100x」で最大20BTCでやるより「10x」で最大100BTCでやる方が良さそうですね。(10BTCなんて夢ですが。。)
レバレッジ | 上限 |
---|---|
~2x | 制限なし |
3x | 1,000 BTC |
4x | 400 BTC |
5x | 200 BTC |
~10x | 100 BTC |
~20x | 50 BTC |
~50x | 30 BTC |
~100x | 20 BTC |
~125x | 10 BTC |
COIN-M先物 BTCUSD永久
レバレッジ | 上限 |
---|---|
1x | 制限なし |
2x | 300,000,000 USDT |
3x | 200,000,000 USDT |
4x | 100,000,000 USDT |
5x | 50,000,000 USDT |
~10x | 20,000,000 USDT |
~20x | 10,000,000 USDT |
~50x | 1,000,000 USDT |
~100x | 250,000 USDT |
~125x | 50,000 USDT |
USD(S)-M先物 BTCUSDT永久
たとえば現物のウォレットからCOIN-M先物ウォレットに0.01BTC(6万円)を移動して、レバレッジを「100x」にすれば、これを証拠金(担保)にして100倍の1BTC(600万円)の売買ができます。
600万円で1BTCをロングで購入して606万円(1%up)に上がって売却すると、証拠金0.01BTC(6万円)に増えた6万円分のBitcoin(約0.01BTC)が加算されCOIN-M先物ウォレットは約0.02BTC(12万円)になります。
上記の場合、一度売却することで証拠金が0.02BTCに増えたので次は2BTCまで売買ができるようになります。Bitcoinが乱高下している時なら1%は下手すると10分程度で増減することもあるので10分で資金が倍になることも充分ありえるということですね。
当然、逆にBitcoinが下がるとこともありますし、暴落時は1%なんて1分で落ちる時もあります。
たとえば0.01BTCをCOIN-M先物ウォレットに移動してレバレッジ「100x」で600万円で1BTCをロングで購入、その後暴落して594万円(1%down)に落ちたとします。
下げた-6万円(0.01BTC)は証拠金で補填されるため、この段階で証拠金はゼロになり、強制決済されてウォレット(資産)がゼロになります。
高倍率でめいっぱい買うと一瞬で資産が吹っ飛ぶことも充分ありえるというわけです。
大きく稼ごうと考えるとレバレッジが大きい方がいいですがその分リスクは高くなります。
暴落直後に暴騰して結局もとの額ということは良くあるので、高倍率でウォレットいっぱい買うのは絶対にダメです。
だったらレバレッジは「10x」あたりから始める方がいいのかも?とも思いますが「クロス」マージンモードであればレバレッジは高い方が有利だったりします。
以下はレバレッジ「10x」で売買した場合と「100x」で売買した場合で比較してみました。
- 「COIN-M先物」ウォレットに0.01BTC(6万円)で「クロス」でレバレッジ「10x」で600万円で0.1BTC(60万円)をロングで購入。証拠金は0.01BTC必要なのでウォレットめいっぱい。
一時的に暴落して1%downの594万円では0.1BTCは-0.6万円なので証拠金は6万円-0.6万円でまだ大丈夫。- でも、この状況では損切りするか上がるのも待つしかない。
その後どんどん上昇して逆に1%upした606万円で0.1BTCを売却するとウォレットは6万円+0.6万円で6.6万円になる。
- でも、この状況では損切りするか上がるのも待つしかない。
- 「COIN-M先物」ウォレットに0.01BTC(6万円)で「クロス」でレバレッジ「100x」で600万円で0.1BTC(60万円)をロングで購入。証拠金は0.001BTC必要でウォレットは0.009BTC分の余裕がある。
一時的に暴落して1%downの594万円では0.1BTCは-0.6万円なので証拠金は6万円-0.6万円でまだ大丈夫。- もし、この後絶対上昇するハズ!と確信があれば、ウォレットに余裕があるので更に0.1BTCをロングで購入(株で言うナンピン)することもできます。
ちなみにこの場合はポジションが2つになるわけでは無く、今のポジションの量と購入金額が変わります。 - 具体的には「購入金額600万円の0.1BTC」と「購入金額594万円の0.1BTC」を足すのでポジションは「購入金額597万円の0.2BTC」に変わります。これにより実質購入金額を下げることができます。
その後予想どおりに上昇した場合、当初の600万円で0.2BTCを売却したとしてもウォレットは6万円+0.6万円で6.6万円になります。 - 600万円で売却せずに、さらに1%upした606万円で0.2BTCを売却できれば、ウォレットは6万円+1.8万円で7.8万円になります。
- もし、この後絶対上昇するハズ!と確信があれば、ウォレットに余裕があるので更に0.1BTCをロングで購入(株で言うナンピン)することもできます。
つまり「クロス」であればレバレッジは「100x」にしておいて10倍くらいで売買していれば、何かあった時に余裕があるので柔軟に対応できたりするわけですね。
ちなみにロングで買ったあと暴騰しだした場合『これは上げすぎだから絶対落ちる!』と思ったらショートを買って両建てにするという手もあります。この場合はポジションは2つになります。
値が下げ出したらロングを売却して利確、さらにショートで買った額よりも下げて底値になったと思ったらショートも売却して利確、という感じで両方向で利益を稼げる可能性があるのが両建てです。
ただ、実際はこんな風に上手く両建てで利確できることはなかなか無いです。
チャートが上げすぎだからそろそろ落ちるハズと思ってショートを入れたところ、その後も予想外にどんどん上昇した場合、ロングの利益は増えるわけですがショートのマイナスも増えるため相殺されてほとんど利益が無くなるというパタンも多いので、自分は基本は両建てはやらないことにしました。
「指値(リミット)」か「成行(マーケット)」か
VIP 0 のCOIN-M先物取引手数料レートは Maker 0.015%、Taker 0.04%。
ちなみに前まで Maker は指値で Taker は成行と勘違いしてましたが、指値しかしてないのに 0.04% 引かれてることがありました。
指値で板に乗る場合は Maker だが、板にあるものを指値で買う場合は Taker となるとのこと。成行は確実に Taker。この辺は板取引の仕組みが頭で理解できれば意味がわかるようになると思います。
例えば600万円で0.1BTC(60万円)で買って600万円で0.1BTC(60万円)で売った場合。売りと買いで2回手数料が発生します。
- どちらもMakerの場合:60万円 x 0.015 ÷ 100 = 90円、90円 x 2 = 180円
- どちらもTakerの場合:60万円 x 0.040 ÷ 100 = 240円、240円 x 2 = 480円
- MakerとTakerの場合:90円 + 240円 = 330円
思った程は差は無いですが、1%程の値動きが無い場合は手数料が効いてきます。
- 1%であれば手数料0.04%x2引かれても0.92%利益が出る。例えば600万円で0.1BTC買って606万円で売れば、どっちもTakerとしても6,000円-手数料480円で5,520円の利益がでる。どっちもMakerなら5,820円の利益。
- 0.1%程度上がっただけでは手数料0.04%x2引かれると0.02%しか利益がでない。600万円で0.1BTC買って600.6万円でうれば、どっちもTakerの場合は600円-手数料480円で120円、どちらのMakerでも420円の利益となる。
指値か成行かより、利益が1%くらい出せるかが大事。
ちなみに暴落時に成行(マーケット)で売ってしまうと、いくらで成約されるかわからず、想定以上に下がって成約されることもあるので、できるだけ指値(リミット)で売買をした方が良いです。
とは言え、暴落時に逃げたい時は指値で入れて売れずに終わる可能性が高いので成行で売った方が良かたりもします。通常は指値だが状況によって成行を使うのがベストでしょうか。
また、見て無い時に激しく値が動いて大損する場合もあるので、逆指値(ストップリミット、ストップマーケット、トレーリングストップ) を入れておくのが良いようです。
例えば 60,000円で購入して 66,000円まで上がった場合、知らないうちに暴落してもマイナスにならないように例えばストップマーケットで「61,000円まで下げたら成行で売る」という注文を入れておく、というような感じ。
売買画面の「オープン」と「閉じる」、購入は%を使わず数字を入力、売却は100%を使う
売買ではマウスで50%とか選んで売り買いできて便利ですが、%で購入すると小数点以下がいっぱいついた数になってしまうため、買う時は 0.001 BTC とか数字を指定して買うのが良いです。
逆に小数点以下がいっぱいついた状態で数字を入力して売ると微妙な端数のコインが残ってしまうため、全部売りたい時は100%を指定して売るのが良いです。
デイトレでは通常は1分足、動きの予測では15分足、30分足などもチェック
前の記事ではグラフはほとんど15分になってましたが、実は1分などで指定できることすら知らない時に記事を書いてたのでした。笑
デイトレでリアルタイムな値動きを見るのであれば1分足で見るのが良いです。
どこで反発するかとかを予測する場合は15分足とか30分足とか1時間足とかいろんなチャートを見て、MA(7)とかMA(25)にぶつかりそうだからここで反発しそう?などと予測するのが良いです。
このようなチャートのテクニカル分析は株の技術だと思うので、仮想通貨に株と同じようなセオリーは通じないんじゃないかと思い、初めの頃は気にしてませんでした。
しかし実際見ているとMA(25)に当たって反発したり、突き抜けたら爆上げしたりと、かなりチャートを意識した動きをすることがわかりました。
しばらく『何でだろう?』と思ってましたが、結局、仮想通貨をデイトレしてる人たちも何かを基に予測をしながら売買してるわけで、バイナンスのチャートでMA(7)、MA(25)などが見れるから、結果的に大半の人がチャートを意識して売買することになる、ということだと考えます。
つまり、仮想通貨が株と同様にチャートに従った動きをするというより、トレーダーがチャートを意識して売買するから結果的に仮想通貨もチャートに従った動きになってる、と考えました。
結果的にチャートを見てデイトレすると結構リスクを回避できたりするのでチャートは大事ですね。
グラフの単位は「Cont(続き)」では無く「BTC」のが良い、日本語|JPYにするとウォレットが円で表示
これも前回の記事では気付いて無かった内容です。
グラフの「Cont(続き)」と「BTC」の関係が理解できず、マウスで%指定で購入し、購入できた額でいくら買ったのかを確認してました。笑
「Cont」は「contracts(契約)」のことのようですが、binance のチャートで「Cont」が「continue」の略と勘違いされて「続き」と誤訳されてるのでは無いかと思われます。
- トレード画面の右の「合計額 0% 続き」とか表示されてる「続き」を選択して「BTC」にすると何BTC購入しようとしてるのか表示されるようになります。
- 画面右上の「日本語|USD」となってるとこの「USD」を選択して「JPY」にすると、ウォレットの画面で資産総額がUSDではなくJPYで表示されるようになります。
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