自分がブログを始めた時に調べたことなどをザックリまとめてみました。
趣味や会社でCentOSのサーバー構築などはやったことはあり、ある程度は知識があるので、レンタルサーバーの選び方も自分の考えを少し書いてみました。
アフィリエイトを試してみたい
どうせブログをやるのであれば趣味と実益を兼ねてアフィリエイトで収益を目指したいと思いますが、検索すると「レンタルサーバー」「WordPress」「ドメイン」などのキーワードが出てきます。
ざっくりと簡単にまとめるとブログで収益を目指すのであればポイントは以下のようです。
① アフィリエイトなら無料ブログはダメ、レンタルサーバーで WordPress を使おう!
② 独自ドメインを使おう!
無料ブログか WordPress か
無料ブログでアフィリエイトは何故ダメなのか
無料ブログは主に日記などのブログを無料で簡単に作れるサービスで、はてな、FC2、アメブロなどが有名ですがアフィリエイトはできても自由度が低いです。そもそも無料でブログを貸してくれる理由は無料ブログ会社自体がユーザのブログに広告を出すことで収入を得てるからなので、ユーザが別の広告を貼るのは無料ブログ会社的には嬉しくは無いということですね。
最初に無料ブログでアフィリエイトを初めた場合、その後、本格的にやりたくなり、WordPress に乗せ換えようとすると、無料ブログで書いた記事を WordPress にもってくるのが大変です。
日記を書きたいだけなら無料ブログでも良いですが、アフィリエイトが目的であれば最初から WordPress にした方が良いです。
ただ、無料ブログは手軽さがメリット。WordPress はそれなりに勉強が必要なので、WordPress の始め方の記事を検索していくつか見てみて、自分には無理だと思ったら無料ブログにするのが良いと思います。
WordPress について
WordPress は簡単にブログを作れるアプリのようなイメージ。
90年代の終わりくらいでしょうか「ホームページ作成」が流行ったことがありました。
ヤフーなどでホームページを無料で作れて、自分で作成したHTMLファイルをアップすることで日記を作ったりしてました。
ホームページを作るのはサーバーの知識やHTML言語などかなりの知識が必要でしたが、WordPress はインストールした後はWebでアクセスして画面上のメニューで設定をしたり記事を書くだけでホームページやブログを作ることができます。
Windows版のWordPressもあるので自分のWindows端末にインストールして動かすことも可能です。
ただ、作ったブログをインターネットで公開しようとすると自分のPCをインターネットからアクセスできるようにする必要があります。セキュリティ対策が必要になったり、端末を24時間動かす必要があったり、いろいろ大変です。
いつ頃か忘れましたが「自宅サーバー」が流行った頃もありました。
CentOSのサーバーを格安で構築して、Webサーバー、FTPサーバー、メールサーバーなどを動かして24時間稼働させます。
ホームルーターにインターネットからのWebアクセスを通す設定をするのと、IPアドレスが変わってもアクセスできるようにドメインサービスを利用するなど。
当時はレンタルサーバーが高いため安く作った自宅サーバーを公開するのが流行りましたが、今はレンタルサーバーが安いので聞かなくなりましたね。
現在ではレンタルサーバーを借りて WordPress をインストールしてインターネットに公開するのが主流となっています。
レンタルサーバーについて
レンタルサーバーの会社は凄い種類があってサービス内容や価格がピンキリ。とても調べきれません。
「アフィリエイト」「レンタルサーバー」「比較」などで検索して出てくる記事をいくつか読んで決めるのが良いと思います。
ただレンタルサーバーの比較記事を見る時に注意したい点があります。
① レンタルサーバーの会社が書いてる記事は当然その会社のサーバーを進めている。
② アフィリエイトで報酬が高いレンタルサーバーを進めてる人も多い。
①は当然ですね。
WordPress設定方法やアフィリエイトの仕方がわかりやすくて皆さん参考にされる以下のサイトなんかは、よく見るとレンタルサーバーの中の人が書かれている記事なんですね。
自社のレンタルサーバーの売りを知ってるので記事としてはとても参考になりますね。
あと、②は自分がアフィリエイトを始めて気付いたのですが、ほとんどのレンタルサーバーがアフィリエイトをやってるということです。
試しにA8で「レンタルサーバー」で検索すると76件出てきました。(2021/1/18現在)
レンタルサーバーの年間契約が高いところなどは成果報酬もかなり良いので、レンタルサーバー比較記事を書いてそこからアクセスして契約してくれると数千円の成果報酬が得られます。
比較記事を書く時にさほど差が無ければアフィリエイトの成果報酬が多い方を進めるのは当然です。
全て見たわけでは無いのでわかりませんが、アフィリエイトの成果報酬で目に付くはエックスサーバー!なんと1クリック1円のクリック報酬!
実際、エックスサーバーの品質は高そうです。
もしアフィリエイトを副収入にするつもりで、後々引っ越しするのが面倒であれば最初からエックスサーバーにしておくのが安心だと思います。
例えば、エックスサーバーの一番安い「スタンダード」を12ヶ月で契約した場合は以下。
初期費用:3,300円、お試し期間:10日、月額:1,100円、1年合計:16,500円(税込)
※キャッシュバックキャンペーンで実質もう少し安いです
格安レンタルサーバーについて
ちなみにエックスサーバーの上記プランは約1,000円/月ですが500円/月以下の格安サーバーとの違いは何でしょう。
レンタルサーバーはデータセンターにサーバーを置いて1台づつ貸してるというわけではありません。
CPUやメモリ、ディスクを大量に乗せた高性能なサーバーを皆でシェアして使うのがレンタルサーバーのイメージです。
1台のサーバー上に複数の仮想サーバーを立てて仮想サーバーを貸してくれるサービス(VPS)もありますが、一般的に言うレンタルサーバーは同じサーバー上にユーザーアカウントを大量に作ってユーザーにディスク領域を割り付けてユーザーアクセス権限を貸すものですね。
VPSは1台のサーバ当りのユーザ数がアカウントを貸すレンタルサーバーと比較すると少なくなるのでその分高額です。
VPSとレンタルサーバーの詳しい違いは以下のページがわかりやすかったです。
VPSだとOSの入れ替えなんかもできますが、通常のレンタルサーバーは自分のユーザーのディレクトリ配下くらいしか自由に使えないです。
レンタルサーバーの場合、自分のディレクトリ配下に WordPress をインストールして動かすということですね。
おそらくエックスサーバーなどと比較して格安サーバーは1台のサーバー上に作るユーザーの数が多いのだろうと思います。
サーバーを多くのユーザーが共有していると誰かが負荷が重い処理をしていると他の人のプロセスも遅くなったりします。
あとは通信帯域などですかね。データセンターとインターネットを繋ぐ通信帯域が大きいとお金がかかるため、ユーザーの数に対してどのくらいの通信帯域を確保しているか。
サーバー比較をしている記事ではWordPressの使い勝手などの機能的な所に目が行きがちですが、安いサーバーだとWebの表示が遅くなる可能性が高いということですね。
逆に言うと、試しにアフィリエイトをやってみたいと初めてみる程度であれば、格安サーバーでも十分ということなんです。ちなみにこの記事で一番言いたいのはここです。
そもそも、ブログを始めてしばらくは大量にアクセスが来ることは無いので、多少、Webの表示が遅くても問題はありません。
それなりにアクセスが増えて収益化してきて本格的にやるのであれば、いいサーバーに乗せ換えれば良いのです。
格安のレンタルサーバー比較は検索すれば出てきますが、先ほど検索して出てきたブログを貼っておきます。
ちなみに自分が選んだのは価格重視で「コアサーバー」です。
CORE-MINI:初期費用:無料、お試し:30日、12ヶ月:2,640円(税込) ⇒ 220円/月
なんという安さ!失敗しても気にならない。笑
しかもお試し期間が30日!
実は自分はこのCORE-MINIを30日間お試しした後、1つ上のランクのCORE-Aに切り替えて更に30日間お試しした後に正式契約しました。
CORE-A:初期費用:無料、お試し:30日、12ヶ月:5,280円(税込) ⇒ 440円/月
お勧めはコアサーバー
現在は コアサーバーv2 が出ています。個人的には、初めて WordPress でブログを作るのであれば、LiteSpeed と Installatron を採用してドメイン無料で格安のコアサーバーv2が最強だと考えてます。
上にも書いたように自分はコアサーバーの一番安いプランCORE-MINIを30日間お試しした後で、1つ上のランクのCORE-Aで契約しました。
何故かと言うと、CORE-MINIを使い出した頃はアフィリエイトを勉強し始めたばかりで、コアサーバーのアフィリエイトがあることを知らなかったから。笑
A8のアフィリエイトではセルフバックと言って自分が買っても報酬をもらえるものがあります。
CORE-MINIの12ヶ月契約の場合のセルフバックの成果報酬は700円!
つまり通常だとCORE-MINIは1年合計が2,640円なのにセルフバックすれば実質1,940円!
だけど既にお試しでCORE-MINIを使ってたのでセルフバックの対象にならなかったのです。残念!
ちなみにCORE-Aは12ヶ月契約5,280円、セルフバックの報酬が1,300円なので実質3,980円!
うーん、このままCORE-MINIを2,640円で契約するか、セルフバックでCORE-Aに変えて3,980円にするか。
たった1,300円/年で容量が倍になるし、さらに30日お試し期間が延びるのでCORE-Aにしよう!
ドメインって何?
簡単に言うとドメインはこのサイトだと「teqnobreaker.com」ですね。
誰かが「teqnobreaker.com」にアクセスした時にこのサーバーと通信できるのは、「.com」のドメインを管理しているところがいて「teqnobreaker.com」のレンタルサーバーのIPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)に変換してくれてるからなんです。
当然「.com」が無償で変換してくれるわけは無いので「teqnobreaker.com」を利用できるように年間契約をしておく必要があります。
たとえば、コアサーバーで「.com」を契約した場合、初年度880円/年、2年目以降1,280円/年かかります。
そしてコアサーバーでレンタルサーバーして取得したIPアドレスが「teqnobreaker.com」になるように「.com」に登録しておけば、誰かが「teqnobreaker.com」にアクセスした時にレンタルサーバーへ繋がるようになるというわけです。
ちなみによく「独自ドメイン」と書かれてますが「独自ドメイン」や「独自じゃないドメイン」とはどういう意味でしょう。
「独自ドメイン」は上記の「.com」のように自分が契約して使えるようにしたもの。
「独自じゃないドメイン」はレンタルサーバーの会社が持っているドメインを利用してサブドメインを作って使うということで「共有ドメイン」と呼んだりします。
たとえばコアサーバーの場合「提供サブドメイン」というサービスがあり、以下の13種類のドメインを利用して10個までサブドメインを使うことができます。
- coresv.com
- coresv.net
- bex.jp
- geo.jp
- awe.jp
- gob.jp
- ebb.jp
- bulog.jp
- weblog.am
- weblog.tc
- weblog.vc
- sphere.sc
- cms.am
たとえば「bulog.jp」を利用して「teqnobreaker.bulog.jp」というサブドメインを無料で作って使うことができるというわけです。
お試しでアフィリエイトをやるだけであれば無料のサブドメインを使えばいいのでは?と思いますが、以下のような理由から独自ドメインとした方が良いです。
① 他のレンタルサーバーに引っ越す場合にドメインが変わってしまう。
② アフィリエイトではドメイン名でアクセス数などが大きく変わる。
①はそのままですがサブドメインを使ってたら別のレンタルサーバーに引っ越そうとした時にドメイン名が使えなくなるということです。
レンタルサーバーと独自ドメインの契約は別なので、別のレンタルサーバーに引っ越してもドメインに繋がるIPアドレスを変更するだけでそのまま使うことができます。
②は普通に「xxx.com」や「xxx.co.jp」などは怪しく見えないけど、見たこと無いドメインだと怪しいサイトじゃないかと思ってアクセスしない人が増えるということですね。
結論としては、お試しでもドメインは独自ドメインとした方が良いです。
ちなみにコアサーバーのドメイン取得サービスはバリュードメインと言いますが扱ってるドメインや価格は以下を参照。
ちなみに各レンタルサーバーでドメイン取得のサービスを行ってるけど価格が違います。
ついレンタルサーバーとドメインは同じところで取りがちですが、ドメインの価格比較をして安いところで作るのがお得ですね。
ちなみに以下はエックスサーバーのドメインのエックスドメイン。国内最安値に挑戦!とあるだけに、だいぶ安かった!こっちで取ればよかった。。
別のレンタルサーバーに引っ越す場合
別のレンタルサーバーに引っ越すのが大変だったら、やっぱり最初からいいレンタルサーバーにしといた方がいいのでは。と考えますよね。
自分の場合はたまたま、CORE-MINI から CORE-A に変更したので、サーバー引っ越し経験済です。
前の話で「独自ドメイン」を使用していれば、引っ越す時にドメイン名が変わらずに済みます。
ドメイン名が変わる場合、記事の中にある別記事へのリンクが自動では治らないので、ツールで変更する必要がありますが有償ツールとなるようです。
ドメイン名の変更が不要であれば「UpdraftPlus」というWordPressのプラグインで無償でできます。
以下の記事では「別のサーバーや別URLに引っ越ししたい別の場所で復元したい場合は有料版」とありましたが、実際に CORE-MINI で「UpdraftPlus」でバックアップを作成し、CORE-A で WordPress インストール後に「UpdraftPlus」でリストアしたところ、無事引っ越しできました。
ちなみに以下の記事では「サイトの引っ越しに活用する方法」とあり、URLが変わった時の裏ワザが書かれてました。
なお、上記でうまく行かない場合は「All in ONE WP Migration」の有料版を使うと大丈夫そうですが、7~8000円ほどするようです。
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